「宇宙よりも遠い場所」を観た。

高校生の時に見たかった…。

アラサーには眩しすぎて直視できなかった…。

最終回めっちゃいいですやん…。

あと「ペンギン饅頭号」のネーミングセンスめっちゃ好き。毎日声に出して読み上げたい。

正直主人公・玉木マリのキャラがアニメアニメしすぎてて少し苦手だったんですけど、後半は登場人物の描写が均等になってそこまで気にならずに。

最近カタルシス全開だったり芸術性特化の映像ばっかりみていたのでこういうタイプのアニメの楽しみ方を思い出せずにいたのですが、沢木耕太郎の「深夜特急」を読んだ時に浮かんだ感情に似たものをほんの少し感じて、ああそうだった、ってスイッチが入った。

その感情を思い出すまで平坦なストーリーだなぁとか思ってしまっていたんですが、旅って終わるんだよなって気づいた時の寂寥感がすごくリアルで。今までの道のりがどれだけ起伏に富んでいたか気づかされました。

昨今のアニメには色々と思うこともあるんですが、その中で一つ清涼剤のように気持ちの良いアニメに出会えてよかった…。